今年1月、高知県内の障害者福祉施設で利用者1人が死亡し「虐待」が認定されていた事案について、高知県は27日、施設への行政処分を決定し、施設名を公表しました。
行政処分を受けたのは、四万十市の「障害者支援施設レジデンスわかふじ」を運営する「社会福祉法人一条協会」です。
この事案は、今年1月9日の午後7時ごろ、この障害者福祉施設で利用者が死亡したもので、高知県が3月31日になって事案を公表していましたが、「個人が特定されるおそれがある」として、施設名や事案の詳細などについては公表されていませんでした。
発生後の経過は以下の通りです。
1月10日…施設の施設長から県へ報告
1月13日…施設から支給決定市町村へ報告
1月30日…県が障害者総合支援法に基づき立ち入り調査を実施
1月30日・2月10日・2月12日…市町村が虐待の疑いで調査を実施
3月23日…市町村が調査の結果「虐待」と認定し県へ報告
3月27日…県が施設へ監査を実施
支給決定市町村が認定した虐待の種別は、以下の4種類に及びます。
①身体的虐待 ②性的虐待 ③心理的虐待 ④放棄・放置
高知県は3月27日に実施した監査の結果を踏まえ、行政処分を検討していましたが、「個人が特定されるおそれがある」として、行政処分が決定するまで、施設名や事案の詳細などについては公表していませんでした。
こうした中、5月27日、高知県は施設への処分を決定し、あわせて施設名を公表しました。
虐待があった施設は四万十市の「障害者支援施設レジデンスわかふじ」で、運営する「社会福祉法人一条協会」に対して「指定障害福祉サービス事業所の指定の一部効力停止(新規利用者の受入停止)」の処分が下されました。











