2026年9月のアジア大会と10月の世界選手権の代表選考を兼ねた、レスリングの全日本選抜選手権が、21日~24日の4日間、東京で行われました。パリ五輪金メダリストで高知市出身の清岡幸大郎選手と、妹の清岡もえ選手、きょうだいがそろって優勝を果たし、アジアと世界への切符を獲得しました。
妹の清岡もえ選手は、23日に行われた女子53kg級決勝で11-1のテクニカルスペリオリティ勝ちを収め、自身初のアジア大会、そしてオリンピック階級での世界選手権への切符を手にしていました。
2024年パリ五輪金メダリスト、兄の清岡幸大郎選手(カクシングループ)も、この大会で優勝すればアジア大会・世界選手権の出場権を手に入れます。2024年のパリ五輪男子フリースタイル65kg級で金メダルを獲ってから、トップランナーとして研究され、難しい状況で迎える大会です。

23日の準決勝では、相手に投げられそうになるもノーポイントでしのぎましたが、ヒヤリとする場面もみられました。
準決勝の接戦をものにした清岡幸大郎選手は、24日の決勝に進出します。

◆清岡幸大郎 選手(準決勝後)
「やりながらすごく感じる部分があって『対策しているな』というのを感じつつ、でも『そこを乗り越えられた』というのは成長だと思います」
そして迎えた24日の決勝は、2年連続、日本体育大学の後輩・田南部魁星選手(ミキハウス)との対戦。
全日本選抜の王座をかけた一戦、始まった直後にいきなり試合が動きます。開始
わずか10秒、清岡幸大郎選手が相手のバックを取り、2点を先制します。

そして第2ピリオド開始1分、今度は相手を場外に出し、1点を追加して3-0とします。

その後はリードを守りきった清岡幸大郎選手、見事、この大会の連覇を達成しました。妹の清岡もえ選手に続き、兄の幸大郎選手も、アジア大会と世界選手権の出場権を手にしました。

◆清岡幸大郎 選手
「『ホッとした』というのが素直な感想で、次につないだというか⋯。妹もきのう『ここでスタートに立った』と言っていたんですけど、僕もそうで、アジア大会に向けてのスタートに今やっと立ったので、きょうは喜んで、これから気を引き締めて頑張っていきたいと思います」
2人が出場権を手にしたアジア大会は9月に愛知県で開幕し、世界選手権は10月にバーレーンで行われます。
また高知県勢では、高知市出身の德原姫花選手(自衛隊体育学校)が女子57kg級で3位となり、小玉龍舞選手(神奈川大学)も男子グレコローマン87kg級で3位となりました。














