母は第二子を妊娠、蒼くんは“お兄ちゃん”に

保育園では定期的に、蒼くんの近況報告やサポート体制などを家族と共有する会議が行われていますが、そこでこんな発言が…

▼保育園の相談支援員
「お母さんは、第二子の育児に、なるべく集中できるように…」

母・夏帆さんのお腹は大きくなっていて、そこには“新しい命”が宿っていました。蒼くん、“お兄ちゃん”になろうとしていたのです。

重度の障がいがある蒼くんを育てながらも、両親は、第二子を迎える決断を下しました。

▼母・夏帆さん
「『今の生活をどうにか維持することが大事なのでは?』と思われるんじゃないか…とか『その方が楽なんじゃないか』とか…。いろんな思い・気持ちの中で『助けてもらったから、自分たちはいろんなことを叶えられたんだ』って思う子育てをしていきたいと、願うようになりました」

“お兄ちゃん”になることをわかっているのか、歩行器を付けた蒼くんは一生懸命に母・夏帆さんのもとへ歩み寄ると、両手でお腹を「よしよし」する姿が見られました。

「元気に、生まれてきてね」

まだ、ここまではっきりとは喋れませんが、蒼くんの後ろ姿からは、そんな声が聞こえてきそうでした。

その、2か月後…

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