仁淀川のせせらぎを聞きながら、ゆったりと過ごす。高知県仁淀川町・中津渓谷にある宿泊施設「中津渓谷ゆの森」に、3月5日、「別館」がオープンします。豊かな自然や食を満喫できる、新たな観光拠点となりそうです。

清流・仁淀川の支流に位置する中津渓谷。この地でおよそ30年前から観光客を迎えてきた「中津渓谷ゆの森」に3月5日、別館がオープンします。もともと多目的ホールとして使っていた建物を改装。広さはおよそ42平方メートルで、4人まで宿泊可能な部屋が3室用意されました。コンセプトは『ゆったり、仁淀』です。

(遠藤弥宙アナウンサー)
「客室には、最も古くて大正時代から県内で使われていた木材、いわゆる古材が使われています。温かさ、そしてどこか懐かしさを醸し出しています」

また、町の魅力を満喫してもらうため、地元のお茶の飲み比べや、町内サイクリングツアーなどを組み合わせた宿泊パッケージプランも予定されています。

(「中津渓谷ゆの森」 井上秀彦 支配人)
「客室に余裕を持たせて天井もものすごく高くできまして、テラスも広く、くつろいでいただけると思っております。長期滞在という目的もございますので(町内)周遊プランを万全にしてお迎えしたいと思っております」

さらに、別館のオープンに合わせて、全て県産の食材を使った夕食の新メニューも完成しました。

(遠藤弥宙アナウンサー)
「こちらも仁淀川町で育った、ゆずあめごです。肉厚でさっぱりしていて臭みが全くありません。日本酒に合いそうです。こちらも仁淀川町でとれたフルーツトマトです。甘い。甘い香りが口いっぱいに…鼻の中も抜けていきます」

仁淀川町によりますと、これまで町内は宿泊施設が少なく、観光客が日帰りで町外へ流出してしまうことが大きな課題でした。別館のオープンにより、長期滞在客の確保に期待がかかります。

(仁淀川町 片岡信博 町長)
「機会損失、皆さん泊まりたいけど泊まれてなかったと。非常に効果は大きいと思います。観光客に仁淀川町を楽しんでいただいて、かつ経済的にお金も落としていただけますので、そこは地域振興につながりますので私としては期待を寄せています」

(「中津渓谷ゆの森」 井上秀彦 支配人)
「念願の別館宿泊棟でございましたので、これを機に『中津渓谷ゆの森』がステップアップできるように、集客に努めていきたいと思います。また地域の方々と協力し合いながらやっていければ幸いです」

「中津渓谷ゆの森」別館は3月5日オープン予定で、すでにホームページや電話で予約を受け付けています。