高知県南国市で、生活保護受給者の死亡におよそ半年間気づかないなど、ずさんな事務処理が相次いでいたことが分かりました。
不適切な支給額は少なくとも1750万円にのぼるとみられます。
不適切な事務処理があったのは南国市の福祉事務所です。
南国市によりますと、2021年7月から2025年10月までに南国市福祉事務所の主査と主幹が、本来、行わなければいけない市の生活保護世帯への訪問やそれに関する事務処理を怠っていた事案が138件あったということです。
(令和7年10月17日現在で受給中の人を対象)
中には、市外へ転出した人の手続きを放置し、本来支払う必要のない保護費、合わせておよそ1750万円を支給し続けていたケースもありました。
市は、「国からの交付税措置があるため、市の財政上の実害はない」と説明していますが、原資は税金であり、管理体制の甘さが問われることになります。
また、担当者が半年以上訪問を怠ったため、死亡した受給者の発見が遅れる事案も発生していて、遺体が見つかるまでの間も、およそ70万円が支給されていました。
南国市は、12日午前10時から記者会見を開き、詳細を説明するとしています。










