冬の河川敷でサウナを楽しむイベントが18日開かれました。熱~いサウナに「清流」での冷水浴!開放感たっぷりの場所で“整う”感覚に参加者たちはとりこになっていました。

冬の仁淀川で18日行われた「サウナフェス」。会場の高知県いの町・波川公園には8種類のテントサウナが用意されました。普通のサウナだけではなく、県産の薬草を使ったものや、はちみつを体に塗って入るものまで…好きなタイミングで好きなサウナを楽しめます。

イベントを開いたのは今年8月に東京から高知に移住してきたという佐藤大嗣さんです。

(佐藤大嗣さん)
「(Q.川とサウナについて)相性は本当にバツグンだと思います。川を五感で感じられるという部分をサウナを通して体験していただきたい」

参加したのは、一般の人からサウナを愛する「サウナー」と呼ばれる人たちまで、およそ50人。

熱されたサウナストーンに水をかける「ロウリュウ」。その瞬間に水蒸気で温度が急激にあがります。

サウナを出ると、次は汗をかいた後の冷水浴です。今回は仁淀川の清流でそれが叶うとあって、ためらいなく冬の川に寝そべります。

「はー冷たい!」
「風が痛い!」

最後は外気浴、自然の風を浴びてリラックスできます。

「最高でした。サウナに入ったあとは(川の冷たさは)全然問題ない。開放感が違うなっていうのはありますね。ただ外気浴はちょっと寒いかもしれない」
「ギリギリまで温まって水に入ったらどんどん水が温かくなって外に出ても寒くない、不思議な感じです。川の水との温度差が違って…整います」

会場には、たき火スペースやフードブースも設けられたほか、生薬を組み合わせて入浴剤を作る体験もでき、開放感たっぷりの場所で心と身体が存分に“整った”ようです。