2日昼ごろ、白バイが追跡していた原付バイクが、一時停止の標識を無視して交差点に侵入し、出会い頭に乗用車と衝突する事故がありました。原付バイクの運転手は現場から逃走しています。
事故があったのは、高知市稲荷町の交差点です。高知県警によりますと、2日午前11時ごろ白バイ隊員が、1人乗りの原付バイクを2人でヘルメットを被らずに乗っているのを発見しました。隊員は原付バイクに停止を求めましたが、応じず逃走したため緊急走行で追跡。およそ500メートル追跡したところで、原付バイクが一時停止の標識を無視して交差点に侵入し、軽乗用車と衝突しました。軽乗用車には運転手の80代の男性を含め2人が乗っていましたが、いずれもけが人はいません。

原付バイクに乗っていた2人は、バイクを置いて現場から逃走したということです。県警交通機動隊は「追跡行為は適正だった。原付バイクの運転手の捜査を進めていく」とコメントしています。