15日、終戦の日に東京で開かれる全国戦没者追悼式に参列するため、高知県の遺族団が高知を出発しました。

全国戦没者追悼式への出発を前に、県庁に遺族が集まり、結団式が開かれました。全国戦没者追悼式は毎年8月15日、全国から東京に戦没者たちの遺族が集まって開催されていて、高知からは2025年、現地で合流する人も含めて16歳から92歳までの53人が参列します。

結団式では県の遺族会会長の大石綏子(おおいし・よしこ)さんが「悲惨な戦争や平和の大切さを若い世代につないでいく」と話していました。

(磯野四季さん)
「親とかおばあちゃん世代がしっかりと平和をつないできたのを、自分もつないでいきたい」

この後遺族たちは、バスに乗り込み、東京に向けて出発しました。全国戦没者追悼式は15日午前11時51分に東京の日本武道館で開かれます。