高知と愛媛をつなぐJR予土線について、沿線の高校生たちが県境を超えてつながり、活性化をはかっています。
濵田知事を訪れたのは高知と愛媛の高校生たちです。JR予土線の沿線を盛り上げようと「予土あす青春18プロジェクト」を進めているメンバーで、濵田知事に、これまでの取り組みを報告しました。プロジェクトには宇和島東高校や四万十高校など7つの高校が参加。このうち宇和島東高校は伝統工芸=「泉貨紙」を使って予土線にまつわるエピソードなどをまとめた本を制作しました。また、英語版の絵本も作っていて、大阪・関西万博で展示されたということです。

(濵田知事)
「みなさんが自ら立ち上がって取り組んでもらい、本当に敬意を表したい」
(宇和島東高校3年 新城陽向さん)
「車掌さんも温かくて、そういう温かい地域っていうのをいっぱい感じることができる予土線がすごく好きです」
(四万十高校2年 松田青奈さん)
「(地域みらい留学で)愛媛県から高知県に予土線で毎日通学をしています。愛媛県と高知県ならではの風景や人の違いをわかるようになってほしい。予土線はこれからも世代に関係なくいろんな人に知ってもらいたい」
プロジェクトのメンバーは22日に愛媛県の中村知事を訪問する予定です。