街中が熱気につつまれた2日間の本番。よさこい大賞に選ばれたのは「ほにや」でした。2018年以来の大賞。踊り子たちが喜びの舞を披露しました。

2日間にわたって行われたよさこい祭り本番。本家・高知をはじめ、全国や海外から集まった188チームが参加しました。時折雨に降られながらも、およそ1万8000人の踊り子たちは、弾ける笑顔で演舞を披露しました。

2025年の「よさこい大賞」に選ばれたのは「踊らにゃそんそん!」でおなじみの「ほにや」です。一糸乱れぬ可憐な踊りで独特の世界観へと観客をいざない、2018年以来の大賞に輝きました。

(踊り子)
「ほぼ2か月練習して、家に帰っても鏡を見ながらずっと練習していました」
(Q.練習の成果を出せた?)
「すごく出せました!」

(踊り子)
「このメンバーで今年本当に大賞をとれて、本当に大賞をとれてうれしかったです」

(ほにや 泉真弓 代表)
「みんなで一生懸命まじめに楽しむ、前に前に進むよさこいを作りたいと思ってやってきたので、それが賞という形で評価されるのは、頑張った踊り子さんにとって、すごくうれしいことだと思うので、率直にうれしいです」

金賞には十人十彩。「鍛錬百日、成果一瞬」を合言葉に厳しい練習に励んできました。大賞には、あと一歩届きませんでしたが、自分たちにできることはすべてやり切ったと達成感を感じています。

(踊り子)
「ちょっぴり悔しい気持ちもあります。ですが、私たちはやれるだけのことは精一杯やってきたので、悔いなしということで、また前を向いて、進んでいきたいと思います」

(踊り子)
「勢いとよさこいにかける情熱だけは、どのチームより一番!練習もしましたし、頑張ってやってきた思います」

(踊り子)
「今年は曲の雰囲気も振付も、ガラッと変わって、踊り子さんもそれぞれ戸惑いがある中でのスタートではあったんですが、すごくすごくみんながひたむきに2か月半、練習をしてきましたので、その努力の成果が実ったというのが本当にうれしいです」

俵屋グループは、2015年以来の金賞!30年の節目に受賞できた喜びと興奮が、踊り子の表情から伝わってきます。

(踊り子)
「みんなに元気を与えるよさこいなので、それを目標に笑顔で頑張っていました」

(踊り子)
「本当にうれしくて、はりまや橋競演場で聞いた時に、本当に涙がとまりませんでした」

(踊り子)
「港での練習も、衣装での練習も、とてもきつかったんですけど、この日のために頑張ることができました!」

「俵屋、最高~!」

とらっくよさこい(ちふれ)の圧巻の隊列美は2025年も健在!史上初の4連覇とはなりませんでしたが、2025年も観客と一緒に熱く盛り上がれたことに、喜びを感じていました。

(踊り子)
「お客さんが『大賞おめでとう』と結果の前から言ってくれていて、そんなにお客さんを楽しませられたなら、すごくうれしいなと思います」

(踊り子)
「まずみなさんに感謝したいです。お客さんとの一体感という面では、とらっくが一番かなと思っている」

(踊り子)
「私はもう一番楽しみたいという気持ちでやりましたんで!楽しかったです!ふ~!」

よさこい祭りのためにたくさんの時間と思いをかけてきました。受賞チームもそうでないチームも踊り子たちは笑顔いっぱいで踊り抜き、街を熱気に包んだ2日間となりました。