高知県産の「土佐茶」と、高知だいすきポケモン「ヌオー」がコラボした、チャリティー商品が完成しました。お披露目会には“ヌオー”も出席し、濵田知事との“再会”に喜んでいる様子でした。

16日、高知県庁を訪れたのは、高知県から「高知だいすきポケモン」に任命されている“ヌオー”!スタッフのサポートを受けて第一応接室のドアをなんとか通過し、のっそのっそと席につきました。
そして、高知県の濵田省司知事とヌオーが対面。2人(1人と1匹…?)が対面するのは、16日で3回目、今年3月以来の“再会”です。対面した濵田知事も、笑顔でヌオーに寄り添います。

16日は、土佐茶振興協議会と高知県農業協同組合が、“ヌオー”とコラボした「TOSACHA 茶りティーボトル」の販売を、濵田知事に報告しました。
「TOSACHA 茶りティーボトル」は、売上の一部が、後継者不足などの課題を抱える土佐茶の生産地に直接還元され応援につながる、チャリティー商品です。
2022年8月から販売されていますが、「コラボラベル」は今回が初めて。ラベルの中央には、高知の自然とマッチした、愛くるしい“ヌオー”が大きくデザインされています。

仁淀川や四万十川流域をはじめとする土佐茶の生産地と、みずうおポケモン“ヌオー”のイメージが重なることから、コラボが実現しました。
ヌオーに見つめられながら土佐茶を試飲した、濵田知事は…
◆濵田知事
「おいしい、さっぱりしてる」
◆ヌオー
「………」
◆濵田知事
「ヌオーも飲む?(笑)」

◆濵田知事
「ヌオーの力を借りて、高知県内でまずブランドを確立して、高知県外に攻めていきましょう」
◆土佐茶振興協議会 三原大知 会長
「こういうかわいらしいキャラクターとのコラボしたお茶って、なかなかないイメージなので、高知県内外を問わず、お子さんから大人の方まで、『ポケモン』っていうみなさんが知っているものを通じて、まずヌオーを知ってもらって、そこから四万十川源流域・仁淀川源流域のお茶の産地をもっと知っていただけたら」

売上によって集まった資金は、土佐茶の生産に必要な機械や肥料などの購入に活用されるということです。
ヌオーとの「コラボボトル」は、17日から高知県内外のアンテナショップや、高知県内のコンビニエンスストアなどで販売されます。