2025年の高知県内のゴールデンウイークは、おおむね天候に恵まれました。

(東京から)
「浜がきれいなのと断崖の岩の雄大さがいいなと思った」

(広島から)
「ペンギンは泳いだりえさを食べれる用意をしたりしていた」

(広島から)
「なかなかない。子どもにはいい体験ができるのかなと思って、よかったです」

観光客の中には、物価高を理由に市内から訪れたという人も。

(高知市内を観光中)
「本当は県外の旅行も考えたが、車の渋滞も嫌だし、物価高で困るので」

黒潮町入野で行われたはだしマラソンでは1455人のランナーが砂浜に「思い出の足跡」を残していました。

(榎本祐樹アナウンサー)
「きょうは伊野商業高校の生徒たちが観光ガイドをしています」

連休中ですが高校生も汗を流します。城の見どころや歴史をしっかり伝えた生徒たち。すると…

(ガイドを受けた観光客)
「なんでも好きなもの言ってください、ラムネでもアイスでもなんでも」

Q.相当ガイドがよかったということでしょうか?
「はい、そうですね。頑張る姿が」

「乾杯!」

ひろめ市場は、オープン直後からヒト、ヒト、ヒト。念願のカツオに感動しきりです!

(大阪から)
「すごく美味しいです。期待してきて良かったなと思って」

(岡本采子アナウンサー)
「名物いも天を求めてずらーっと長い列ができています」

連休中2回開かれた日曜市には、例年以上の人が訪れたということです。

(尾﨑大晟 記者)
「牧野植物園の駐車場の入口ですが、多くの車がとまっています」

県立牧野植物園は朝ドラ効果が継続中!期間中1万7000人以上が訪れました。

(広島から)
「テレビドラマをずっと見ていて、(牧野博士が)すごい種類を採ってきたのを見たいなと思って」

そんな牧野博士を目指してか、木漏れ日の下花の絵を描く子どもの姿も。

Q.(花の隣に)誰を描いてますか?
「おかあさん!」

仁淀川では、250匹の紙のこいのぼりが2025年も、清流を彩りました。

安芸市の伊尾木洞では天然記念物のシダ植物や、波の浸食でできた洞窟が訪れた人を圧倒します。

(愛媛から)
「すごいの一言で地球の歴史を感じるのと、四国にもこんなところがあるんだなと再発見できた」

伊尾木洞の近くでは、地域の人たちが作ったお菓子や寿司などが販売され、地元でゆっくりする人の姿が見られました。

(安芸市民)
「孫が帰ってくるので、晩は『おきゃく』します」

こどもの日!3月にリニューアルオープンしたアンパンマンミュージアムでは夢中で楽しむ子どもたちの笑顔が溢れました!

(徳島から)
「アンパンマン!」
「いろいろな子どもの表情が見られてよかった」

2月に新たな遊歩道が完成したいの町の「にこ淵」では、観光客が以前よりも「快適に」自然の神秘を感じていました。

連休中の県内の最高気温は平年より高く夏日の日も多くありました。5日の四万十市では初夏の陽気の中観光客が四万十川でカヌーを楽しんでいました。

(大阪から)
「自然がたくさんあって最高な場所です!」

(岡山から)
「ちょっとドキドキしました。でも楽しかった」

5月5日、高知市の55番街でにぎやかに始まったのは「ゴー!ゴー!55番街祭り!」初めての開催です!13の店が昼からオープンし、訪れた人がはしご酒を楽しみました。

(柳町55番街町内会 土居浩三 会長)
「今数少ない路地裏で昭和の匂いがぷんぷん。店に入ってみるとまた新たな令和の匂いがするのも楽しいところ」

ゴールデンウイーク最終日。空港では高知を訪れた人たちが別れを惜しんでいました。

(東京から帰省)
「帰省する旅費が一番高かった」

(大阪から新婚写真を撮影しに)
「五台山と牧野植物園で場所をお借りして(撮影した)。妻はきれいでした」

(東京から)
「毎回来て、毎回大好きになって、お酒も大好きなんで」

2025年のゴールデンウイークは物価高の影響を受けながらも天候に恵まれ、県内各地がにぎわいました。大勢の人が自然や食など高知ならではの魅力を楽しんでいました。