みどりの日の4日、高知県内は絶好の行楽日和となり、観光地は大勢の人で賑わいました。

仁淀川紙のこいのぼり(高知・いの町)

いの町の仁淀川では、水に濡れても破れない土佐和紙で作られた250匹のこいのぼりが清流を泳ぐ「紙のこいのぼり」が行われています。隣の高知市では最高気温が25℃を超える夏日となる中、県内外から訪れた観光客がゆうゆうと泳ぐこいのぼりを楽しんでいました。

▼広島から
「きれいですね川が澄んでいるので(こいのぼりが)泳いでいるのがよくわかる」

また、長さ5メートルある「こいのぼり凧(だこ)」も用意され、子どもたちは心地よい風が吹く中、元気いっぱいに凧を揚げていました。仁淀川紙のこいのぼりは5日まで行われます。

街路市「日曜市」にも大勢の人が(高知市)

高知市の日曜市には高知名物を求めて朝から大勢の人が訪れ賑わいをみせました。
いも天を販売する店には長い列ができていました。

▼高知在住・子ども
(食べるところ)「おいも、おいしい」
▼岡山からの親子
「(娘が)前に来たときもすごく美味しいと言って食べていて(いも天は)特別なものなんだろうなと思います」

ひろめ市場も開店と同時に大賑わい(高知市)

また、ひろめ市場も午前9時の開店と同時に大賑わいとなりました。
▼「乾杯~!」
▼大阪から
「(カツオが)すごくおいしいです。期待してきて良かったなと思って。ほんまに来たかいがありました」

県外からの家族連れなど大勢の人が訪れ、高知ならではの食を堪能していました。

大勢の人でにぎわった牧野植物園(高知市)

▼尾﨑大晟記者リポート
「牧野植物園の駐車場の入口ですが多くの車が停まっています」

牧野植物園も開園から1時間で駐車場が満車になる大盛況でした。こんこん山広場には、虹をテーマに2万株の花々が植えられていて、訪れた人たちが写真を撮っていました。

▼広島から
「テレビドラマをずっと見ていて、(牧野博士が)すごい種類を採ってきたのを見たいなと」

園には先週土曜日から3日までに、約1万人が訪れたということです。