高知県黒潮町の砂浜では、ゴールデン・ウィーク恒例のTシャツアート展が始まりました。
潮風を受けてひらひらとはためくTシャツ。黒潮町入野の砂浜を美術館に見たてて様々なデザインのTシャツを展示する「Tシャツアート展」で2025年で37回目です。会場には全国から寄せられた絵や写真メッセージなど、947点のデザインがプリントされたTシャツのほか、歴代の大賞作品なども展示されています。午前中、強い日差しはなく過ごしやすかった会場。風に舞うTシャツを背にして特別なひと時を過ごす高校生の姿が砂浜美術館の風景に溶け込んでいました。

(茨城から)
「こういう風に砂浜を使えるんだと思ってびっくりしました。自然の中にあるのが日々変わっていくし、面白い美術館のコンセプトだなと思いました」

(東京から)
「自然の中に行くと、すごくこの子達が喜ぶので、だからちょっと連れていきたい、いろいろな所を見てみたいというのがあって、Tシャツの数がすごく多くて圧巻だなって思って見てました。きれいでした」


審査の結果、最優秀の「砂浜大賞」は太平洋から力強く飛び出したインパクトある「くじら」が評価された横井知子さん(黒潮町)の『潮吹き くじら』に決まりました。

Tシャツアート展は5月6日(火)までで、3日には「大方シーサイドはだしマラソン全国大会」が、5日のこどもの日にはビーチサンダルを飛ばして飛距離を競う大会が行われる予定です。
