高知市の観光スポット五台山展望台のリニューアルに向けて安全祈願祭が開かれました。展望台の完成は2026年春ごろを目指しています。

高知市の五台山展望台は県民に親しまれてきた観光スポットの一つでしたが、施設の老朽化で耐震性が不足したことから2022年に閉鎖されました。新しい展望台は同じ場所に建設される予定で、2日は安全祈願祭が開かれ、建設会社や県などからおよそ40人が参加しました。同じ五台山にある竹林寺の住職らがお経を唱える中、参列者たちは工事の安全を願いました。

新しい展望台は直径がおよそ31mの円状で、高さはおよそ4メートル、バリアフリー仕様の展望台からは高知市街や太平洋を望むことができるということです。また、展望台の中にはレストランやショップのほか1日1組限定の宿泊施設も設けられる予定です。

(みんぷろ 三谷剛平 社長)
「この場所がただ単に一観光地としてではなくて、人と人がつながる賑わいのある場を作っていきたい」

新しい五台山展望台の着工は4月中旬で、早ければ2026年の春をめどに完成する予定です。