秋晴れの3日、高知県西部・幡多地域では特産品の“どぶろく”や“マグロ”をPRするイベントが開かれました。

三原村(みはらむら)で開かれたのは、「どぶろく農林文化祭」通称『どぶろく祭り』です。特区に認定されている米の生産者が合同会社を設立し、濁り酒の“どぶろく″を造っています。甘口と辛口に加えて高級な一品もあります。2つの味を飲み比べる振る舞い酒が行われ、訪れた人達がその味を確かめていました。
■訪れた人
「甘口で美味しい。欲しいです、買います。」
「うまい。」「(甘口・辛口)どっちもおいしい。」
また、どぶろくを練りこんだ“蒸しまんじゅう″や“揚げまんじゅう″も販売されました。長い行列ができたのは学校給食に出されていた“きなこパン″。珍しさや懐かしさもあってか大人気でした。イベントでは地元の子ども達が“うちわ踊り″や“太刀踊り″を披露。丸太の早切り競争も行われ、盛り上がりました。
一方、大月町で開かれたのは町の産業祭を兼ねた『マグロまつり』です。大月町沖のいけすで養殖された8匹の本マグロが用意され、トロや赤身などの柵が、販売したチケットと交換で手渡されました。

また、長い行列ができたのは切り身を乗せた「マグロ丼」。早速、味わう人の姿も見られ、そのおいしさに笑顔がこぼれていました。
■訪れた人
「モチモチして美味しかったです。」
「すごくおいしかったです。」
Q子ども達は?
「笑顔で、ほっぺたが落ちそうでした。」
イベントでは龍ケ迫の獅子舞など郷土芸能も披露され、訪れた人達は3連休の1日を楽しんでいました。