プロ野球阪神タイガースの第36代監督に、高知商業高校出身で球団本部付スペシャルアシスタントを務める藤川球児(ふじかわ・きゅうじ)さんが就任することが正式に発表されました。
セ・リーグ2位の阪神はクライマックスシリーズでDeNAに2連敗し、今シーズンの戦いを終えました。去年チームをリーグ優勝・日本一に導いた岡田彰布(おかだ・あきのぶ)監督は今季限りで退任することになっていて、次期監督人事が注目される中、球団は14日、藤川球児さんの監督就任を正式に発表しました。

藤川さんは1998年、高知商業高校からドラフト1位で阪神に入団。勝利の方程式“JFK”の一角を担い、2005年にリーグ優勝を果たすと、2007年には当時のプロ野球記録46セーブをマークしました。
その後、メジャーリーグを経て、2015年6月に独立リーグ・高知ファイティングドッグスに入団し、その年に阪神に復帰。2020年11月に現役を引退し、2021年から球団本部付スペシャルアシスタントを務めていました。
就任会見は近日中に開かれる予定です。