全国的に減少する地域の見守りボランティアについて知ってもらおうと、高知南警察署が中心となって制作した動画が完成し、制作に協力した中学生とシンガーソングライターに感謝状が贈られました。

こちらの動画は地域で活動する見守りボランティアについて知ってもらおうと高知南警察署が中心となって制作しました。ボランティアの存在が子どもたちの安全で安心な暮らしに貢献していることが分かる内容となっています。

20日、高知南警察署で動画制作に協力した潮江中学校の生徒会長、川村雫(かわむら・しずく)さんと、動画の楽曲、「ひまわり」の作詞作曲を手がけた高知県高知市出身のシンガーソングライター宮崎恵実(みやざき・えみ)さんに感謝状が手渡されました。

子どもたちを見守るボランティアは高齢化などを理由に全国的に数が減っていますが、20日、高知南署管内では新しいボランティア団体も発足していて、高知南警察署は「動画を通じて多くの人たちに見守りボランティアに興味を持ってほしい」としています。

(潮江中学校3年 生徒会長 川村雫さん)
「車と事故したことがあって、その過去のことを思い出しながら自分が周りの人にこういう怖さがあるんだというのを伝えられたらいいなと思う」

(高知市出身 シンガーソングライター 宮崎恵実さん)
「ひわまりの黄色が、交通安全の横断中の旗と同じ色で、みんなことを見守っている、命を大切に思っている人たちがいることを知ってもらいたい。」

動画は高知県警のホームページで見ることができるほか、宮崎さんのユーチューブでは楽曲「ひまわり」が歌詞付きで公開されています。