ポーランドの「ヨハネ・パウロ2世美術館」に所蔵されている西洋絵画を集めた特別展が、愛媛県美術館で開かれています。
ポーランドの「ヨハネ・パウロ2世美術館」に所蔵されている作品を集めたこの特別展。
会場には女性を中心に描いた16世紀以降の西洋絵画61点が展示されています。
ジャン=マルク・ナティエの「花の神フローラに扮する女性の肖像」は、貴婦人を女神になぞらえて描いた作品で、あえてモデルの目線を左に向けることで、顔の輪郭や身体のラインを強調しています。
「襞襟を着けた女性の肖像」はレンブラント・ファン・レインの作品で、影や光の表現により美しい女性の顔が立体的に描かれています。
この他、宗教画や神話を題材とした作品などが並ぶ特別展「ヨハネ・パウロ2世美術館展」は11月26日まで県美術館で開かれています。