愛媛県松山市内で夫を切り付け、殺害しようとした疑いで逮捕・送検された74歳の妻について、松山地検は刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を始めました。

松山市松末の無職・渡部清子容疑者(74)は、6月15日、74歳の夫の胸を刃物で切り付けるなどした殺人未遂の疑いで逮捕されました。

渡部容疑者は、夫からの通報を受けて駆け付けた警察官に現行犯逮捕された際「夫の胸を包丁で刺したことに間違いありません。ただ、殺意についてはありませんでした」と、容疑を一部否認していました。

一方、6月17日に身柄を送られ捜査していた松山地検は、渡部容疑者の刑事責任能力の有無を判断するため、6月30日から鑑定留置を始めました。

期間は9月11日までの予定です。