地域の活性化に取り組む「JR予土線圏域の明日を考える会」の総合アドバイザーに就任した建築家の隈研吾氏が愛媛県を訪れ、その思いを語りました。
建築家の隈研吾氏は、今年3月に「JR予土線圏域の明日を考える会」の総合アドバイザーに就任し、28日愛媛県松山市内で就任会見が行われました。
会見では、隈氏が去年11月に予土線に乗車してその素晴らしい景観に感銘を受けたとし、今後、路線や周辺地域のブランディングや駅舎のデザインなどに携わり、予土線を後世に残したいと語りました。
愛媛県宇和島市と高知県四万十町を結ぶJR予土線は、利用客の減少で存続が危ぶまれていて、2020年に沿線住民らが会を設立して、利用の促進や地域活性化に取り組んでいます。
会では、隈氏のアドバイザー就任をきっかけに、県内外の人に予土線に関心を持ってもらいたいと話しています。