春の全国交通安全運動の期間中、愛媛県内では、交通事故の発生件数・死傷者ともに去年を上回ったことが、県警のまとめで分かりました。
愛媛県警によりますと、今月11日から20日までの運動期間中、県内では去年より9件多い64件の交通事故が発生し、負傷者も71人と5人増加しました。
亡くなった人は、去年はいませんでしたが、今年2人が犠牲となりました。
発生した交通事故で自転車が絡んでいたのは20件で、当事者21人のうち4月から努力義務化されたヘルメットの着用者は6人、率にして28.6%でした。
また、横断歩道での事故が3件発生していて、県警は「大人も手を上げよう運動」をはじめとする歩行者事故対策のほか、重大事故に直結する違反取り締まりなどを強化する方針です。