先月、富山のスポーツクラブで行われた水泳教室で5歳の男の子が犠牲となりました。命を守るため、子ども自身と周りの大人ができることは?愛媛県内スポーツクラブの取り組みから考えます。

松山市内のスポーツクラブ。この日行われた未就学児が対象の水泳教室には、4~6歳までの12人が集まりました。

多い時は40人ほどが参加するこの水泳教室では、レベルごとのグループそれぞれにコーチがついて、指導にあたります。

(石原スポーツクラブ・福島孝志総支配人)
「出来れば本人で身を守る、自分で自分の身を守るってことはレッスンでやっています」

水に親しんでもらいながら、身を守る方法も伝えます。

先月、富山では痛ましい事故が起きました。水泳教室に参加していた5歳の男の子がプールの底に沈んでいるのが見つかり、その後、死亡が確認されました。まだ十分に泳げなかったという男の子。プールに設置された台から降りて泳ごうとしたところ、腰に付けていたヘルパーと呼ばれる浮き具が外れたと見られています。