加熱調理用の牛肉を「馬刺し」と称して販売していたとして、愛媛県は7日、食品衛生法違反などで西条市の食肉販売店を3日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは、愛媛県西条市大町の「伊藤の肉」です。

県によりますと伊藤の肉は、2018年頃から去年4月にかけ、加熱調理用の牛肉およそ60キロを馬刺しと称して個人客や業者に販売していたということです。

去年4月に県民からの情報提供を受け、西条保健所が、経営者からの聞き取りや伝票などを調査していました。

その結果、県は販売の事実が確認できたとして「伊藤の肉」を今月7日から3日間の営業停止処分としました。

今のところ、県などに健康被害の訴えはないということです。