高松地方気象台は19日、四国地方に春一番が吹いたと発表しました。

四国地方では19日、太平洋側を中心に10メートルを超える南寄りの風が吹き、気温も上昇したことなどから、高松地方気象台は四国地方で春一番が吹いたと発表しました。愛媛県内では、伊方町瀬戸で未明に最大瞬間風速15.8メートルを観測したほか、松山空港でもけさ13.9メートルの風を観測しています。

また暖かい空気が流れ込んだ影響で気温が上がり、最高気温は松山と宇和島で18.4度、今治で18.3度を観測するなど、県内は3月中旬から4月中旬並みの暖かさとなりました。
四国地方ではおととしの2月20日に春一番が観測されて以来2年ぶりです。
気象台は南予で20日の夕方まで、強風や高波に注意を呼び掛けています。