愛媛県内有数のタケノコの産地宇和島市三間町では、春を告げる早堀りタケノコの収穫が始まりました。

早掘りタケノコは地面から芽を出す前に収穫することから普通のタケノコよりもえぐみが少なく柔らかさや甘みのある食感が特徴です。

およそ50軒の農家が、7ヘクタールで生産している宇和島市三間町ではきょうから出荷が始まり町内迫目の岡本裕之さんもクワを使って土を掘り400グラム程の大きなタケノコを収穫していました。

岡本さんは竹を粉砕して作ったたい肥で土作りをするなど、放置竹林を農業に活用する取り組みを行っていて、今年も肉厚で質の良いタケノコが育ったということです。

宇和島市三間町の早掘りタケノコの収穫は4月まで続き松山などに出荷されます。