1998年以降、来島海峡周辺での海難事故は減少傾向

航路が交差する出入り口を含む来島海峡周辺の海域では、過去にも事故が繰り返されてきましたが、来島海峡の航行管制を行う「来島海上交通センター マーチス」が設置された1998年以降、半分以下に減少しています。

来島海上交通センターはレーダーなどで通過する船の動きを把握し、事故を未然に防いでいます。

海事補佐人
「問題点は、この両方の船に来島マーチスという航行安全センターが英語、日本語
でいろんな警告や助言をしたはずなんですよ。絶対したと思う」

2隻の船に警告は届いていたのか。また、どのような経緯で衝突に至ったのか。今回のような重大事故が再び起こるのを防ぐためにも検証が急がれます。

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