さわやかな甘みと酸味が、特徴の甘夏の収穫が愛媛県愛南町で盛んに行われています。

甘夏は「甘夏みかん」とも呼ばれ、さわやかな甘みと酸味が特徴でマーマレードなどの加工用としても根強い需要があります。

愛南町は県内最大の生産量を誇っていて、町内緑地区では年明けから収穫作業が始まり、農家が400グラムほどに育った大きな甘夏の実を手際よく摘み取っていました。

他のかんきつへの転換が進み、甘夏の栽培は減っているということですが農家は、昔ながらのミカンを味わってほしいと話していました。

収穫した甘夏は酸が抜けるまで貯蔵した後、出荷されます。