愛媛県上島町発注の公共工事を巡る入札妨害事件で、町は24日、逮捕・起訴された幹部職員ら2人を懲戒免職処分にしました。
懲戒免職処分を受けたのは、上島町産業建設部の部長、越智康浩被告(60)と当時、建設課の主事だった亀井正輝被告(35)の2人です。
2人は、長江港にある浮桟橋の改修工事を巡る入札で、非公表の価格に関する情報を業者に漏らした罪などに問われ現在裁判中で、いずれも起訴内容を認めています。
また町は、管理監督者である課長級の50代の男性職員を戒告の処分に、課長補佐級の40代の男性職員を減給10分の1・2か月の処分としました。
上村俊之町長は「信頼回復に向け誠心誠意取り組んでいく」とコメントしています。