入札が中止となっていた愛媛県立今治病院の建て替えについて、県は1日、事業費をおよそ87億円増額することや、開院が当初の予定より1年半遅れる見通しを明らかにしました。

県立今治病院の建て替えを巡っては、今年4月の入札が、参加を表明していた全ての事業者から辞退の申し出があったことで中止となっていました。

中村知事は1日の会見で、事業費を当初から87億円増額し、総額で298億円に変更したことを発表しました。

建築資材や人件費の高騰などに加え、長引く中東情勢の影響も考慮した一方で、会議室を縮小するなどコスト削減も図ったと説明しています。

(中村知事)
「多くの住民の皆さんから期待を寄せられており、何としても早期の建て替えを実現したいとの思いで今回の補正予算に計上することを決断した」

一方、これまで2030年度の前半としていた開院の時期について1年余り遅れ5年後の2031年度後半にずれ込む見通しを示しました。

また、会見では、防災や減災への対策費などを盛り込んだ、一般会計の総額で99億円あまりとなる補正予算案が発表されました。
補正予算案は、9月定例県議会に提出されます。