2隻でひとつの網を引いて魚を捕る「トロール漁」が1日解禁となるのを前に、31日朝、八幡浜港から漁船が出航しました。

八幡浜港では31日朝、出漁式が行われ、漁を行う「昭和水産」の宮本社長が「燃油高などで厳しい状況が続くが、魚の町、八幡浜の活性化につなげたい」と挨拶しました。

船に乗り込むのは、外国人技能実習生らおよそ20人です。

(外国人技能実習生)
「いっぱい魚を獲れるようにがんばりますので、どうぞよろしくお願いします」

トロール漁とは2隻の船で網を曳く底引き網漁で、ピーク時の1950年代には八幡浜港を拠点に50隻以上が漁を行っていましたが、人手不足などで廃業が相次ぎ、今では2隻だけです。

トロール船2隻は湾内を周回し、対岸の道の駅から市民が見送る姿も見られました。

(見送りに来た人)
「暑い中大変だががんばってほしい」

(昭和水産・宮本英之介社長)
「生産者は相場に左右される仕事ですので、価格転嫁ができない。安全に操業するためには、一定の操業コストがかかってくる。省エネの操業方法をやっていく」

トロール船は鹿児島沖などで漁を行ない、早ければ来月3日に八幡浜の魚市場に水揚げされます。