熱中症に注意が必要なのは人間だけではありません。東京の動物園では猛暑の影響でライオン3頭が相次いで死ぬ事態に。
人も動物も暑さから守るためのさまざまな工夫を愛媛県立とべ動物園で取材しました。

お盆休みでにぎわう県立とべ動物園。県外からも多くの人が訪れています。
猛暑は動物たちにも影響を及ぼしています。
東京の多摩動物公園では、メスのライオン3頭が相次いで死にました。いずれも脱水や多臓器不全が確認され、熱中症が原因とみられています。

とべ動物園のライオンは問題なく過ごしていますが、なかには食欲が落ちるなど暑さが苦手で夏バテ気味の動物もいるそうです。
(連有吾副園長)
「寒冷紗という直射日光を遮るシートを上部に貼り付けて
暑さ対策をしていたり、ミストやスプリンクラーも使用しながら、
なんとか暑い夏を元気に暮らしてもらうようにしている」

こちらのアフリカゾウは、太陽の光を遮るシート「寒冷紗」でできた日陰とミストシャワーが出ている場所で食事タイム。さらに水浴びもして元気に過ごしています。また、プールの水をこまめに替えたり冷たさを保ったりすることで、夏ならではの光景が見られるといいます。オーストラリアに生息するエミューはプールで水遊び。ニホンザルは足湯ならぬ「足水」で涼んでいました。

一方、来園者のための対策も。園内の各所にはミストシャワーを設置しているほか、氷を触ってクールダウンできる場所もあります。

また、冷房が効いた場所を案内するなど、来園者も動物も快適に過ごせる環境づくりをしています。
(連有吾副園長)
「毎日暑い日が続いているが、涼しい場所を利用しながら、
暑いときの動物の生活の仕方を見てもらえたら」