松山市役所の職員を名乗る男から電話があり、50代の女性がおよそ50万円を騙し取られる事件がありました。

警察によりますと、今月18日午前、松山市の50代の女性に松山市介護保険課の職員を名乗る男から「介護保険料を徴収しすぎていて、3万1600円の還付金がある。サポートセンターから再度電話がある」などと電話がありました。

その後、サポートセンターを名乗る男から「ATMで還付金を受け取ることができる。」などと言われ、金融機関のATMから男の指示通りに操作したところ、相手の口座に現金およそ50万円が振り込まれ、騙し取られたということです。

女性は知らない口座に現金が振り込まれたことに気付き、消費者センターに相談したところ詐欺の手口だと分かり被害届を提出したということです。

警察は「ATMで払戻金が受け取れる」というのは詐欺で、自治体や金融機関の職員が電話でATMの操作を依頼することはないとして、注意を呼びかけています。