愛媛県松山市の松山城の城山で発生した土砂崩れから12日で2年です。現場には地元の住民らが訪れ、犠牲になった3人を追悼しました。
松山城の城山では、おととし7月12日の未明、土砂崩れによってふもとの住宅に住む一家3人が亡くなったほか、マンションなどに大きな被害が出ました。
発生から2年を迎えた12日、現場には多くの花束が手向けられていて、地元の住民らが線香を供えるなどして亡くなった3人を悼んでいました。
(現場を訪れた市民)
「住民が亡くなったことは消えない。ずっと忘れてはいけない」
(被災したマンション住人)
「雨が降ると大丈夫なのかと思うことはある」
現場では、復旧工事が今年5月に完了し、斜面の崩落を防ぐ対策などが講じられました。また、災害前からたびたび亀裂などが確認され、一部が崩れるなどした緊急車両用道路も補強が行われました。
この緊急車両用道路について、県の技術検討委員会は、「斜面の変形に影響した可能性」を指摘したものの、市は設計・施工に問題はなかったと結論付け、再検証を求める住民との溝は埋まっていません。
今年4月、野志市長らを業務上過失致死の疑いで刑事告発した住民は…
(被災したマンション住民 片山章さん)
「作業は確かに終わったかもしれないが、まだ何も終わってないと私は感じている。市には誠実にちゃんと住民また市民に理解できるように、丁寧な言葉で説明をしてほしい」
住民らは、真相究明に向け民事裁判を起こすことも検討しています。








