松山城の城山で起きた土砂崩れから2年を迎えるのを前に、被災した住民らでつくる団体がワークショップを開き、緊急車両用道路の設計や施工に問題があったとする専門家の見解が示されました。

被災した住民らでつくる「松山城とともに生きる会」が開いたワークショップには、およそ40人が参加しました。

中では、2021年に静岡県熱海市で発生した土石流の原因究明を行っている土木技術者の清水浩さんが、松山市が山頂付近に整備した緊急車両用道路についての検証結果を説明しました。そして、設計や施工などに問題点が複数あり、市の説明に矛盾点があるという見解を示しました。

(土木技術者 清水浩さん)
「市で再度検証した結果、設計や施工、維持管理に対する瑕疵責任がないという発言が、そもそも本当にそうなんですかというところ。この状態で住民が『はいそうですか』と受け取れる状態ではない」

「松山城とともに生きる会」では、今後も真相究明を進める方針で、きょうは、民事裁判なども視野に弁護士から説明を受けました。