27日、愛媛県西条市の加茂川でボードの上に立ってパドルを漕ぐSUPをしていた50代から60代の男性3人が溺れ、2人が死亡しました。
3人はおよそ2時間半後に救助され病院に搬送されましたが、愛媛県西条市の会社員・松本正男さん(53)と愛媛県今治市の地方公務員・竹谷公明さん(62)の死亡が確認されました。
(佐藤利里華アナウンサー)
「SUPの人気スポットとして賑わう加茂川ですが、事故当時2本の川が合流するこちらの場所は増水し、流れも速くなっていたということです」
加茂川でSUPのガイドなど務める久保一平さんは、川の危険性をこう指摘します。
(SUPガイド 久保一平さん)
「それなりに大きい川なので水量が増えたりしたときは危ない。思ったより深いところがあったり流れが急だったりこういう二本の川があたるところ・合流部分が危なかったり」
加茂川は、全国51か所の「水難事故多発地点」に指定されていて、2024年7月には10歳の女の子が亡くなるなど2012年以降、7人が死亡しています。
また、初心者でも簡単にボードの上に立って漕ぐことができ、近年、幅広い世代から人気を集めている「SUP」にも注意が必要だといいます。
(SUPガイド 久保一平さん)
「この辺までは流れがないので静水だが、ここも止まっている状態。少し奥に行くと流されてしまう」
「エンジンがついてないので流されたときに人の手ではどうしても自然に負けてしまう」
ボードと体を繋ぐ「リーシュコード」は木や岩などに引っかかるリスクがあるため、川では切り離せるタイプの使用が推奨されているということです。
(SUPガイド 久保一平さん)
「川は楽しい場所だが安全な場所は1つもないので、最低限の知識とライフジャケットなど道具を準備した上で慎重に遊ぶというのが大事」
命を守るためのライフジャケットですが、正しく着用していないとこのようにジャケットだけが浮き上がって溺れてしまいます。久保さんは正しく着るためのポイントをこう話します。
(SUPガイド 久保一平さん)
「(ジャケットだけが)上に上がらないように下の紐を閉めておくとあばら骨に引っかかって上がらない。それでも上がってくるので浮くときは押さえたりする」
「川ではいろんな状況になるので緩いと脱げてしまうので、しっかり閉めて脱げないようにしてほしい」








