小惑星探査機「はやぶさ2」が、5日夜、地球からおよそ1億キロ離れた小惑星「トリフネ」に最接近し、通過するミッションに成功しました。

「管制室で拍手がわき上がってますね」

JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、「はやぶさ2」は5日午後6時半頃、地球からおよそ1億キロ離れた小惑星「トリフネ」に最接近し、通過するミッションに成功しました。

「トリフネ」は、大きさが長辺およそ800メートル、短辺およそ400メートルとみられ、「はやぶさ2」は、「トリフネ」から800メートルほどの距離を、秒速およそ5.5キロのスピードで通過する計画でした。

今回のミッションについて、JAXAの担当者は、「北海道にある1円玉を沖縄からレールガン(長距離砲)で射貫くくらいの難しさ」と話しているほか、「トリフネ」の観測だけでなく、将来、地球に衝突するおそれのある惑星の軌道を、探査機などを衝突させて変える技術開発にもつながるとして、得られたデータを詳しく分析することにしています。