今年4月から自転車のヘルメット着用が努力義務となるのを前に愛媛県松山市で16日警察官らがビラを配りヘルメットの着用を呼びかけました。
4月から道路交通法の改正で自転車に乗る際年齢を問わずヘルメットを着用することが努力義務化されます。
これを前に松山市内では16日警察官や県の職員ら10人がビラを配布し自転車の利用者に着用を呼びかけました。
愛媛県では10年前から条例を施行し全ての利用者にヘルメット着用を呼びかけていて県警によりますと高校生の着用率は、高くなっているものの高齢者は13%高齢者以外の成人はおよそ30%にとどまっています。(松山東警察署交通第一課萩山誠課長)「頭部を打ってしまった際に守ってくれる重要なものになりますのでぜひヘルメットをかぶっていただけたらと思う」
また県警によりますと愛媛県内で去年1年間に自転車が絡む事故でヘルメットを着用していなかった5人が死亡していて、今後、着用率を上げるため啓発活動を行い周知していきたいと話しています。