廃棄物処理業者への行政処分をめぐり、あっせん収賄の疑いで議員が逮捕された愛媛県大洲市議会。
8日、6月定例議会が開会し、村上常雄容疑者が議員を辞職したことが報告されました。
大洲市の市議会議員だった村上常雄容疑者は、去年9月、一般産業廃棄物処理業者に対するごみ収集や、運搬許可の取り消し処分をしないよう働きかけた見返りに、実質経営者の男性から現金100万円を受け取ったとして、あっせん収賄の疑いで今月4日、逮捕されました。
8日開会した大洲市議会では、冒頭で新山勝久議長が事件について「誠に遺憾であり痛恨の極み」と陳謝したあと、議員辞職について報告しました。
(新山勝久議長)
「村上常雄議員より、議員を辞職したいという旨の願いがありましたので、地方自治法第126条の規定により、同日これを許可いたしましたのでご報告いたします」
辞職願は、6日、村上常雄容疑者から弁護士を通じて提出され、議会が閉会中だったため規定により議長の権限で即日許可したということです。
また、二宮隆久市長は、村上容疑者から市の職員への「口利き」が行われた可能性に言及し、「再発防止策を講じ、市民の信頼回復に努めたい」と述べました。
(二宮隆久市長)
「当該議員から市職員に対して、何らかの働きかけがあったとして、市長として大変重く受け止めております。今後速やかに事実関係が明らかになるよう、警察当局の捜査に全面的に協力してまいります」
議長経験もあり、最大会派の代表だった重鎮議員の逮捕に新山議長は・・・
(新山勝久議長)
「私どもも全然知らなかったことで本当にショック。24年間議員をやられていていろいろな面で指導を受けていたので残念で仕方ない」
また、議員辞職の理由について弁護士から次のように説明を受けたということです。
(新山勝久議長)
「議会と議員に大変申し訳なく思っている。迷惑をかけてはいけないので辞職しますと」
大洲市議会では、空席となった議会運営委員長などの役職について、あさって臨時の委員会を開き、後任を選出する方針です。
大洲市議会は、来週15日から一般質問が始まります。








