各地で新春の風物詩が復活する中、伊予路に春を呼ぶ「椿まつり」が3年ぶりに通常開催されることになりました。
おととしと去年は取りやめていた露店も復活します。
松山市内にある伊豫豆比古命神社の「椿まつり」は、新型コロナの影響で去年とおとししは混雑を避けるため、期間を例年の3日間から11日間に延長して開催し、露店などを取りやめていました。
しかし、今年の椿まつりについて、神社はウィズコロナに舵が切られる社会情勢を踏まえ、1月28日から30日まで3日間の日程で開催することを決めました。
また、参道の露店や境内での縁起物の販売も3年ぶりに復活します。
露店を主催する松山街商協同組合によりますと、今年は、およそ1.5キロの参道にコロナ禍前の規模の露店が並ぶ見込みだということです。
伊豫豆比古命神社は、今年も拝殿の鈴を鳴らす縄を撤去するなど感染対策を徹底することにしていて「マスク着用や大声を出さないなどルールを守って参拝してほしい」と話しています。