愛媛県今治市の消防で新たに2人が部下へのパワハラなどの行為で処分を受けました。
今治市消防本部は27日、課長補佐級の男性職員2人をそれぞれ戒告と消防長注意の処分としました。
このうち、戒告処分を受けた職員は、昨年度、部下に対し、他の職員の前で繰り返し厳しく注意をしたり、人格を否定する言葉を浴びせたりしたということです。
一方、消防長注意を受けた職員は、関係者によりますと、過度な仕事によって部下を疲弊させたということです。また、部下の1人はパワハラ被害を訴え、現在、およそ1か月間の病気休暇に入っているということです。
今治市消防本部は、先月、パワハラなどで別の2人が処分を受けていて、「パワハラ行為は決して許されないことであり市民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。