参道の屋台で販売されている「えんぎあめ」通称・おたやん飴です。
どこを切っても幸せそうなおたふくの顔があらわれる縁起物です。

2008年におたやん飴作りを取材した時の映像です。
熱した水飴を練り、鼻や、ほっぺ、目などのパーツを重ね、
直径30センチほどの顔を作ります。それを手際よく引き伸ばしていきます。
以前は、複数の業者が手掛けていましたが、数年前に最後の1社が生産を終了し、おたやん飴を作る業者がなくなったそうなんです。

そんな名物を消滅の危機から救おうと立ち上がったのが、椿まつりに屋台を出しているメンバーです。

(山田アナウンサー)
「ありましたこちら、『えんぎあめ』椿まつりと言えばこちらを連想される方も多いのではないでしょうか」

参道に並ぶ屋台で「えんぎあめ」通称・おたやん飴が販売されていました。
製造したのは、椿まつりの屋台でおたやん飴を販売していた青井達博さんのグループです。

(青井製菓・青井達博代表)
「『えんぎあめ』を買って帰るという風習が、昔からあったみたいなのでそれがなくなるのが寂しいかなというので。初めはやっぱり全然上手いこといかなかったが、伝統を守るために努力しました」

青井さんは、「おたやん飴」作りのための「青井製菓」を設立。
製造していた業者から機械を譲り受け、製法を教えてもらい伝統の味を守っています。

(あめを購入した人)
「必ずえんぎあめは買う。椿さんに来たらこれを買わないといけないという習慣になっている」

(青井達博代表)
「味は最高ですよ椿まつりで食べられる『えんぎあめ』を堪能してもらえたらいいなと思います」

おたやん飴は25日までのまつり期間中、青井さんの屋台をはじめ数店で販売されています。