2024年、愛媛県西条市内でホテル経営者の女性を殺害しようとしたとして殺人未遂の罪に問われている男の裁判、検察側は懲役10年を求刑しました。

殺人未遂の罪に問われているのは、大阪市西成区の土木作業手伝い・井脇広道被告です。

起訴状などによりますと、井脇被告は、おととし12月22日、西条市朔日市のホテルで、経営者の首藤千鶴さんを殺害しようと、重さ1キロ余りのガラスの灰皿で複数回殴り、大けがをさせたということです。

松山地裁で開かれた27日の裁判員裁判で、検察側は「井脇被告が危険性を認識して犯行に及んだ」と指摘。

被害者が現在も入院していることなどを挙げ「結果は重大」として懲役10年を求刑しました。

一方の弁護側は、カネを借りていた井脇被告が、話し合いのために被害者の元を訪れた際に、脅す目的で振り回した灰皿が頭に当たったと主張。

殺人未遂罪は成立せず、傷害罪にあたるとして懲役5年が相当と主張しました。

裁判は27日結審し、判決は来月2日に言い渡されます。