冬の花園を舞台に開かれる全国高校ラグビー大会の組み合わせ抽選会が行われ、愛媛県代表・松山聖陵の初戦はなんと2大会連続で古豪、秋田工業に決まりました。

大阪市内で行われた組み合わせ抽選会。

今年も新型コロナ対策で大会実行委員会による代理抽選で行われた結果、4年連続7回目出場の松山聖陵は、大会2日目の第3グラウンド第4試合で、3大会連続70回目の秋田工業と今年も対戦することになりました。

70回出場、優勝15回はいずれも大会最多を誇る秋田工業ですが、松山聖陵は去年の1回戦で19対12と接戦を制すれば、さらに今年3月、新チームで臨んだ全国高校選抜大会でも再び対戦し勝利を収めています。

松山聖陵 渡辺悠太監督
「マジかと…みんなでスタッフで。今までの2回の勝ちというのはゼロにして、もう1回自分たち見つめ直して、我々3年間この子らをタフに育ててきていると思っているので、それをしっかり出せるように、あと25日チーム作っていきたいと思っています」

11月の愛媛県予選決勝では新田に快勝し、4連覇を果たした松山聖陵。

攻守の要、中村仁キャプテンも花園の初戦、秋田工業戦へ闘志を燃やします。

中村仁キャプテン
「もう3回目で正直違う相手とやりたかったという気持ちはあるんですが、相手は2回負けているので絶対勝ちにくると思うので、まず1回戦、2回戦を自分らのラグビーをして、この前の決勝でもあった反省点をしっかり活かして残りの1か月頑張っていきたいと思います」

全国高校ラグビー大会は12月27日に開幕します。