愛媛県松山市の道後温泉の街を芸術で彩る「道後アート」が10日開幕しました。
道後温泉本館を彩るこちらのアート。「蜷川実花withEiM×道後温泉DOGOART」と題し、有名写真家の蜷川実花さんとクリエイティブチームEiMが手がけました。
道後温泉と4回目のコラボとなる蜷川さんの今回の作品のテーマは、「いのちの咲く湯ーAPlaceforBlooming-」。
古代から神々を癒してきた道後温泉の歴史を花の姿に変えて表現したということです。
四季折々の花々のほかにも金魚や傘など蜷川さんが撮影した写真が本館正面のガラス戸や北側の障子にあわせて36点が設置されていて、夜間にはライトアップも行われるということです。
(蜷川実花さん)
「道後は私にとってとても大事な場所になっている。ぜひ楽しんでもらえたらうれしい。
物語の主人公になったような気分で歩いてもらえるのではと思っている。道後の歴史や人々の想いを少し形を変えてさらに増幅して見せることができるのではないか」
これにあわせ、蜷川さんのグッズショップ「蜷川商店」も一六本舗の道後店を改装してスタート。この店限定のイニシャルキーホルダーやポストカードのほか、一六本舗とのコラボ商品も販売しています。こちらの「ひと切れ一六タルト柚子」は、蜷川さんの4種類のデザインのパッケージを一箱に詰めました。オープンと同時に多くの蜷川ファンらが詰めかけていました。
蜷川さんのアート作品の展示は2027年2月末までで、道後温泉本館のほか、道後商店街の正面入り口などに設置されています。