新型コロナウイルスの感染者の増加などを受け、愛媛県は、独自の警戒レベルを5日から県内全域で「特別警戒期間」に引き上げました。

中村時広知事
「先手を打って、第8波で懸念される感染の急増と医療負荷の増大に備え医療・検査体制の強化を図るとともに、県民の皆さんに感染対策の実践・注意を呼びかけるものでございます」

このところ、愛媛県内で感染者数が増えていることや医療の負荷が増大していることなどを踏まえ、県は5日から独自の警戒レベルを県内全域で「特別警戒期間」に引き上げると発表しました。

これに伴い、コロナに対応する稼働病床数を118床増やすほか、県民に対し、定期的な換気やオミクロン株対応のワクチンを早めに接種することなどを呼びかけています。

また、会食については次のように述べました。

中村時広知事
「ルールだけはしっかり守っていただきたいと思います。会食は人数や規模の大小に関わらず、長時間を避けて感染対策を守った上で忘年会等を実施していただくようお願い申し上げます」

一方で、オミクロン株の特性を踏まえ会食の人数制限は設けないということです。