強い甘みが特徴で「幻のサツマイモ」とも呼ばれる愛媛県新居浜市の特産、「七福芋」を使ったどら焼きが販売されるのを前に、8日古川拓哉市長がその味を確かめました。

新居浜市 古川拓哉 市長
「おいしいですどら焼きの表面がパリッとサクサクしてまして、中に入っている七福芋がとてもゴロゴロ舌触りがあって凄く甘露煮の甘みの深さっていうか、とっても食べてておいしいなあって感じるどら焼きに仕上がっていると思います」

新居浜市の特産品でその希少性の高さから「幻のサツマイモ」とも呼ばれる七福芋を使ったどら焼き。

愛媛大学が実施する実践型インターンシップから誕生した商品で、4人の学生と今治市の企業が共同開発しました。

商品を報告するため市役所を訪れたのは、瀬戸内しまなみリーディングの社長と愛媛大学の関係者、それに市内で七福芋を栽培している七福芋本舗の社員ら3人です。

新商品のどら焼きは、風味豊かな七福芋の甘露煮を中心に配置し、濃厚な甘みとホクホクした食感が特長。
サツマイモの餡はまるでスイートポテトのよう。

七福芋のブランド化に力をいれている新居浜市は、今年度の収穫量をおよそ10トンと見込んでいて、今後、新商品の開発と販路拡大に力を注ぐ方針です。

このどら焼きは、今月13日から来月30日まで、来島海峡サービスエリアで販売される予定です。