愛媛県警察学校で卒業式が行われ、45人が、警察官としての新たな一歩を踏み出しました。
卒業したのは、22歳から34歳の新人警察官45人です。
式では、まず代表者に証書が手渡された後、卒業生一人一人に勤務地が伝えられました。
そして、武智聖治校長が「みなさんの努力は、県民のみなさんの平穏な暮らしを支える。どんな困難にも挑戦し、ひたむきな使命感を胸に日々、成長してほしい」と激励しました。
これに対し卒業生を代表して、松山東署に配属された井伊祥汰巡査が、決意を述べました。
松山東警察署 井伊祥汰 巡査
「警察学校で習得した基本を守り、誇りと使命感を胸に、県民のため職務にまい進する覚悟であります」
式を終えた卒業生は、半年間、苦楽を共にした仲間や恩師たちと記念撮影するなど別れを惜しんでいました。
井伊巡査
「同期生とぶつかり合うこともたくさんあったんですけど、最終的には絆が深まりまして、次に活かせるかなと考えている。県民を守るのは第一なんですけど、子どももおりますので、子どもの防犯・子どもを守れるような仕事に携りたいなと思う」
八幡浜警察署 西原千尋 巡査
「強くて優しい警察官を目指しているんですけど、地域の方の目線に立ったような対応できるように頑張りたいと思っている」
父・西原健師さん
「何事にも自分の健康が一番なので、ストレスがためないように、うまいこと発散してもらったらと思っている」
45人の卒業生は県内12の警察署などに配属され、第一線で活動します。