愛媛県松山市の八坂地区でホタルの復活に取り組んでいる公民館のメンバーが、来年に向けてホタルの幼虫を育てるため、えさとなるカワニナの採集を行いました。
松山市の八坂地区では、公民館のホタルボランティア部のメンバーらが、1992年から地元を流れる川でホタルの復活に取り組んでいます。
部のメンバーは、先週土曜日、市内北条地区の用水路でホタルの幼虫のえさとなる巻き貝、カワニナの採集を行いました。
採集は地元の許可を得て行い、網で川底や護岸に張り付ているカワニナを集めていきました。
八坂公民館 小川勲 館長
「3月の末くらいに幼虫を放流するが、放流したときにエサが無いと生きていけないから。やっていたらホタルが成長していくから案外やりがいはあります」
この日は、バケツ4杯分のカワニナを採集しました。
カワニナは、八坂小学校にあるビオトープで飼育し、来年春の放流に向けて育てるホタルの幼虫にエサとして与えるということです。