ネコの「マル」が愛媛など全国を旅しながら成長する物語「かなしきデブ猫ちゃん」を通して、子どもたちに地域の魅力を知ってもらおうと、愛媛県伊予市の小学校に絵本がプレゼントされました。

「ぜひ読んでみてください」
「ありがとうございます」

伊予市の下灘小学校で行われた寄贈式には1年生から6年生の児童23人が出席し、代表の児童に絵本が手渡されました。

この取り組みは「かなしきデブ猫ちゃん」を応援する大一ガスが、物語を通して地域の魅力を伝えたいと去年から始め、今年は県内全ての小学校と特別支援学校273校に、兵庫編第2弾「マルの真夏のプレゼント」が1冊ずつ贈られます。

また、11日は主人公の「マル」も駆けつけ、児童たちと触れ合っていました。

(児童)
「早く読んでみたいなと思った。今日できれば借りたい」

大一ガスは、「絵本を通じて子どもたちに新しい世界を知ってもらい、一歩を踏み出す勇気の大切さを感じてほしい」と話していました。